届けっ!


「け…んと?」

そう問いかけても黙ったまま、沈黙が続いた。

先に口を開いたのは拳斗だった。

「早く行くよ、仲川と春陽待ってる。」

「へ…あ、うん「あ…」

あたしの言葉に拳斗がかぶせてきた。
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