届けっ!


なんて考えてると教室がざわついた。

「おっすー!あ、恋ーひよこーおっすー!」

タオルを肩からかけ、制服の袖をめくりあげてる春陽が教室に入ってきた。

冬なのに汗をかきまくってて見てるこっちが暑いくらい。

「ぴぎゃぁぁぁ!春くんっ!おはよぉー////」

いや、分かりやすすぎでしょう、恋さん。

そう思っていると春陽が恋の隣の席に座った。
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