届けっ!






「はぁ…はぁ…」









行先も決めず走ってたどり着いたのは小さな公園

古ぼけたブランコに腰を下ろして子供の様にわんわん泣いた。

それはまるで止むことを知らない雨雲のように






大粒の涙が溢れて溢れて止まらなかった




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