あたしとあいつ
「無理無理無理無理無理無理!!!」
「お願い!」
「ってか体育委員が決めたじゃん!」
「1人の子がインフルエンザになっちゃったんだって!それで頼める人が杏奈しかいないの。」
「そう言われても...」
「お願い!杏奈しかいないの!!」
え~...どうしよう...。
「やってみればいいんじゃないの?」
ん?!
「最初からあきらめんなよ。俺が速くなれるように特訓してやるよ!」
翔大...
「僕もよかったらお手伝いするよ?」
一之宮...
「私も手伝うから。...お願いします。」
可鈴...
「...あたしは...あたしは......」