あたしとあいつ
第11章
季節が進むのは早い。
つい最近、体育祭があったと思ってたら...
「修学旅行だぁ!」
あっという間に秋になりました。
「可鈴!あと誰にする?」
「ん~、どうしよっか...」
今は今度ある修学旅行の班決めをしているところ。
「誰か2人の人いない~?」
可鈴が大きな声で言った。
すると、手が上がっていた。
「あ、いたよ!」
そういって手の上がっているところに行く。
しかし、そこにいたのは...
「え?一之宮と西島?!」
一之宮と翔大だった。
「いいじゃん。いつものメンバーで。」
「確かに。この方がしっくりくる。」
...ってなわけで簡単にあたしたちの班は、あっさり決まった。