【完】大キライなキミに片想い中。





「ん~っ!!すっごく美味しいね!」


ほっぺたが落ちそうなぐらい、美味しかった。


「うんうん!想像以上美味しいね」


悠麻君とは気が合うなぁ……。


「悠麻君、ありがとっ」


私が笑顔を向けると、悠麻君は顔を真っ赤にした。


「ゆ、悠麻君どうしたの!?」


「な、なんでもないっ」


「熱でもあるんじゃ……」


悠麻君のほっぺたに触れると少し熱かった。


「大丈夫!?熱いよ!?」


「だだだだ大丈夫!!!その……由愛ちゃんの笑顔があまりにも可愛かったから……っ」


「へっ!?」


か、可愛い!?


私の顔も熱くなってくる。
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