【完】大キライなキミに片想い中。
「……慧斗が一緒に昼ごはん屋上で食べようだって」
「お、行ってきたら?」
「でも、由愛1人になっちゃうでしょ?」
涼花はいつも慧斗君にお昼ごはん誘われても、私が1人になるからって断る。
「私のことは気にしないで?たまには慧斗君と食べてきなよ」
私の言葉に涼花はうーんと腕組みをする。
「あ、そうだ!何で今までそうしなかったんだろ」
「へ?」
「由愛も一緒に食べようよ!」
「……はい!?」
私が2人の邪魔しにいくようなもんじゃん!!!