【完】大キライなキミに片想い中。
「あ、筆箱忘れた!」
私は教室を出てすぐに筆箱を忘れたことに気が付いて取りにもう1回教室に入る。
「由愛、もうあと5分しかないよ!」
私は涼花の声で焦りながら教室を出た。
「じゃ、走るよ!」
「う、うん!!」
私と涼花は全力疾走した。
私と涼花は華麗に廊下を駆け抜ける。
……でも、私は走るの苦手だから相当遅い。
「涼花、待ってよぉ~……。」
私が気を抜いたときだった。
バン―――
私は曲がり角で曲がってきた人とぶつかった。
衝撃のあまり、その場にしりもちをつく。