【完】大キライなキミに片想い中。






「あ、筆箱忘れた!」


私は教室を出てすぐに筆箱を忘れたことに気が付いて取りにもう1回教室に入る。


「由愛、もうあと5分しかないよ!」


私は涼花の声で焦りながら教室を出た。


「じゃ、走るよ!」


「う、うん!!」



私と涼花は全力疾走した。


私と涼花は華麗に廊下を駆け抜ける。
……でも、私は走るの苦手だから相当遅い。



「涼花、待ってよぉ~……。」


私が気を抜いたときだった。



バン―――


私は曲がり角で曲がってきた人とぶつかった。
衝撃のあまり、その場にしりもちをつく。
< 52 / 342 >

この作品をシェア

pagetop