【完】大キライなキミに片想い中。
―――次の休み時間。
「翔希、今から悠麻と自販機行くけどお前も行く?」
1時間目の途中に来た、慧斗に誘われる。
「んー……眠たいし俺は屋上で寝てくるわ」
「わかった、じゃあな」
慧斗と悠麻が出て行ったのを見て、俺も教室を出る。
……次の時間はサボって寝るか。
俺は、1人で屋上に向かった。
屋上にたどり着き、寝ていると誰かが入ってきた。
「悠麻君………?」
聞いたことのある女の声がした。
………相川由愛だ。
相川由愛は俺の顔を見て驚いた。
まぁ、大希と同じ顔だもんな。
てか、相川由愛を近くで見たら今まで見たことないぐらい、可愛い顔をしていた。
しかもからかったらすげぇー可愛い反応するし。