まりあの日記
私は幸せをいる資格があるのだろうか 2012年02月06日15:21 私は幸せでいる資格はあるのだろうか?
ふとそう思う。
自分の女性としてのレベルが低すぎる気がする。
主人の冷静さに、自分が小さく思える。
モルダバイトの買いすぎで、本当に、家賃払うお金すらままならない。
息子の学費はわかっていたけど、ちょっとやりすぎた。
なのに、彼は何も動じない。
物欲には走ってないが、みんながよくなることが嬉しくて、もっとたくさん笑顔がみたいと、あの子にもとか思うとね。
一種の欲かもしれない。
そんな自分に落ち込むと、情けなくなって。
主人の寝言がひどくて、眠れなかった。
突然大きな声で
『ありがとう、手伝ってくれて本当にありがとう』
『餌とトイレはおいてあるから』
なんか別れ際みたいにとれて涙がでた。
『今落ち着く場所を探してるんだ』
『大島村、今は大島町か』
『摩玲愛さんが今、地層の断面図出してるから、大丈夫。』
『摩玲愛さんは今イギリスなんだ』
『俺は福岡にいる、フェルナンデスと一緒に』
よくわからなかった
大島町には三原山があることはわかった。
富士山と関連の山だ。
何かを感じてなのか、朝一度起きてから、まだ寝てる。
夜10時には寝たのに。
彼と離れることをこのところ全く考えてなかった。
昨日、息子と三丁目の夕日のチケット買ってたから、行ったけど
今までにないくらい泣いた。
泣き疲れた
人の噂では、女ったらしって言われて悩む女性が
飲み屋でおかみさん(身重の小雪)相談して
『それでも好きなんでしょ?』
って言われてついて言ったら、彼は誤解されてるだけで、真面目ないい人だった。
それを見て、彼と出会った時のことを思い出した。
見るからに、女性慣れした彼を見て、
摩玲愛さんがこんな人にはまったなんて、誰にも言えないって、勝手に独りで泣いてたこと。
付き合って、自分の時間もなくずっと電話で話すことも、付き合って数日で結婚話になったことも
彼は自分で
摩玲愛さんだって幸せになっていいんだよ
なんて言うし、
何か裏でもあるんじゃないかと思ってビクビクしてた。
その上、ある男性から
摩玲愛さんと結婚しようなんて、金になると思ってるだけじゃない?
って言われて
私がどれだけ儲けられない女かわかってるはずなのに、どこまで深く考えたらそんな考えになるんだろう。
って怖くなったりもした。
何度も若くて綺麗な人のほうが似合うんじゃないの?
と言った。
彼は
『俺はね、八人子供がいて、×が2つついててぽっちゃりした、摩玲愛さんがいいの!』
と言った
その当時は私のことを名前で呼んでて、摩玲愛さんとは言わなくなってたから驚いたけど、
ひねくれた私は、摩玲愛さんかぁと思った。
それで聞いた。
『もし、今、あなたがいいって、すごく好みの人に言われたらどうする?』
と聞いた。
『俺はねぇ、人のものに手を出すのが大嫌いなんだ。
だから、今の俺に言う人は、どんな人でも嫌いになるよ。
俺は今人のものだから。
例え、久恵でも、彼女がいる時に言われてたら、相手してないよ。
俺も人のものだからって、摩玲愛さんのこと思ってたし。』
驚いた。
軽い人に見えた私が恥ずかしかった。
例え私でもってことは、彼にとって、摩玲愛であることは関係のないことだとも知った。
はじめて、結婚したいと思った。
ちゃんと愛して、くらいついて行けば捨てられることはないんだ
と確信した。
親に捨てられた私には、捨てられることが一番怖い。
ましてやこの年だから、もう後はない。
プロポーズは受けたものの怖かった。
そのギャップは迷いをなくした。
結婚して、今は幸せだし、何もかもに申し訳ないと思って暮らしてるが、
いつしか、隣にいることが当たり前になってきてた。
だから、彼が福岡で私がイギリスなんてことが想像できなくて、何とも言えない感じになった。
昔、ある人に借金してて、いつでもいいよって言葉に甘えて、余裕もないからそのままにしてたら
お墓の話を書いて、お金に余裕があると勘違いされたのか
いきなりお金を要求された時も、
毎月、五万ずつ返していこう。頑張れ摩玲愛さん。
と、うちに五万の支払いが増えたら、食費が減るのもわかっていながら、笑ってくれた。
みんなの前ではちっとも、お金に困ってるそぶりはしない。
原価が高すぎて、俺の小遣いがないとはいうけど。(実際にない)
あまりに心が広すぎて、自分が小さく見える。
不安になるなというけど
私だって、あるんだよ
ただ、主人に言うなと言われてるから
重い?ときくと
そんなこと言われたら
重くなるから言わないで
とか
今は言わないけど
不安というと
俺のほうが不安だよ
とか
色々と恋愛初心者の私に教えてくれるから。
私なんかなんて思う暇があったら、
相手の立場にたとう。
まだまたいるよ
相手の立場にたてない人
こんなメール送ってたら
返事なんてくるはずないやん!
って彼女づらメール送ってるのに気づかない
みたいな人も
自分の立場を考えて
新しく愛される自分になって、女性としてのレベルをあげていこう。
私も頑張るからね。