恋人たちのパンドラ【完】
キャミソールを着たままの悠里の柔らかい身体を壮介が正面から抱きしめた。
そしてそっとベッドに横たえると、悠里の額、瞼、鼻、頬、耳―――身体のいたるところにゆっくりとキスを落とし始めた。
熱い唇が当てられるたびに悠里の身体の体温が上昇していく。それと同時に身体の中心が甘くしびれた。
(私、まだちゃんと女の子なんだ)
心のなかで喜びをかみしめていた。
壮介は今まで触れることのできなかった悠里の身体をゆっくりと味わっていた。
白く柔らかく甘いにおいのする悠里の身体は、壮介の荒れた心を触れるたびに満たしていった。
そして、この心の充足を感じさせてくれるのは悠里しかいないと改めて感じていた。
(今日だけで、コイツを手放せるだろうか)
自分から申し出た約束をすでに反故しそうになっていた。
そしてそっとベッドに横たえると、悠里の額、瞼、鼻、頬、耳―――身体のいたるところにゆっくりとキスを落とし始めた。
熱い唇が当てられるたびに悠里の身体の体温が上昇していく。それと同時に身体の中心が甘くしびれた。
(私、まだちゃんと女の子なんだ)
心のなかで喜びをかみしめていた。
壮介は今まで触れることのできなかった悠里の身体をゆっくりと味わっていた。
白く柔らかく甘いにおいのする悠里の身体は、壮介の荒れた心を触れるたびに満たしていった。
そして、この心の充足を感じさせてくれるのは悠里しかいないと改めて感じていた。
(今日だけで、コイツを手放せるだろうか)
自分から申し出た約束をすでに反故しそうになっていた。