交わらなかった平行線



ドサッ…

ボーッと考えていたら、
男の人に、
ベットに押し倒されていた。

『へ…?どうしたんですか?』

『んー?お兄さんに任せな、
気持ちよくなれるから』


私は疑わないで、
彼に身を任せた。

これが、
いけない行為だなんて、
これっぽっちもわからなくて…。


『あっ…ん…』

『気持ちいの…?』


初めて感じる感覚に、
私は溺れてしまったんだ。

後悔しか、
残らないのに…。


『もっと気持ちよくなるから、
中に出してもいいかな?』

中に出す?

何を出すのかな。

でも、
気持ちよくなれるなら…。

『うん…、だして』


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