Light of hope Ⅲ【完】番外編5?up




「どうしよう…。蓮にあんなこと言っちゃった」



いくら感情が高ぶったからって、心配してくれた蓮に言うような言葉じゃない。



「あ?別にそれぐらい構わねぇだろ。それに聞く限りでは、あいつの束縛が酷すぎるのが問題だな」



他人事だからって……もっと真面目に答えて欲しいのに…。



「でも突き放しちゃったんだよ?……本当にどうしよ…」



「あのなぁ……今まで感情を押し殺してたお前が爆発なんて、それだけ蓮に気を許してるってことだろ?



それをあいつが嫌がるはずねぇ。寧ろ喜ばしいことだと思うぞ……まぁ、今頃焦ってお前を探してるだろうがな」



恭輔は喉を鳴らして笑いながら私の携帯を指差した。




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