Light of hope Ⅲ【完】番外編5?up
いつもの様な軽いノリ…だけど。
……ただ遊びたいだけとも違う、私をからかっているわけでもない…それに時折見せるあの表情…。
「隼人さん、悲しいなら口にしないと分かりませんよ」
何を思ってるのかまでは分からないけど、この行動はきっと甘えているんだと思う。
そんな私の言葉に目を見開いた隼人さんは自嘲的な笑いを零した。
「…分かっちゃうんだね」
やっぱりか…でも、何を思いつめているのかが分からない。
「良ければ聞きますよ。話すだけでも少しは楽になると思いますから」
私を家族として受け入れてくれた恩返し。
こんな事じゃ釣り合わないのは目に見えているけど、少しでも力になりたいんだ。
それに恩返しを除いたとしても、隼人さんは大切な人だから。