Light of hope Ⅲ【完】番外編5?up

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「ふふっ、少しは休めた？」



「…休めるわけないだろ」



あれから3時間経ち、目的を果たすために神楽グループの屋敷へ向かっている。



痛み止めのおかげで痛みは大分薄れたが、きっとどこかの骨は折れている。



つまり、まともに動けない状況下での行動…。



「あっ来たね」



ニヤリと笑う黎の視線の先には数十台に及ぶバイクと十数台の車。



対してこちらは私たちの乗っているのを含めて5台の車のみ。



ここからどうする気だ？



ボーッと傍観していると徐々に減速していく車。



完全に止まった時には周りを包囲されていた。