Light of hope Ⅲ【完】番外編5?up
「っゆみりんは僕を置いていったりしないよね!?」
準備をしている看護師が壁になり、向こうからは私が見えていないようだ。
……勝手に殺さないで欲しいよ。
「陽、生きてるから。置いていかないよ」
看護師の人に少し場所をずれてもらい声を掛ければ、3人は一斉にこちらを向いた。
「目が覚めたのか…」
「……よかった」
安堵のため息を漏らした皆は、さっきとは打って変わって柔らかい笑みを浮かべた。