Light of hope Ⅲ【完】番外編5?up
リビングに足を踏み入れると、恭輔とたっちゃんと來ちゃんがソファーに我が物顔で座っていた。
「おっ、やっとご帰還か」
いち早く気がついたたっちゃんの声で、視線が集まる。
そんな中、テーブルを挟んで恭輔達とは反対側のソファーにそっと降ろされたかと思うと、蓮が視線を合わせるように膝を折った。
「どこか痛かったり、辛いところはねぇか?」
……痛いところ?
突然の行動に一瞬驚いたものの、心配してくれてるのだと分かり大きく頷く。
そんな私を見て、蓮はホッと安堵のため息をついた。
すると、急に恭輔が喉を鳴らして笑い出した。