Light of hope Ⅲ【完】番外編5?up
やっぱり……似合わないよね…。
不安から視線を落とすと、律さんがそっと耳打ちをしてきた。
「大丈夫よ、似合いすぎて驚いているだけだから」
その言葉に半信半疑で下げていた視線を上げると、微かなシトラスの香りとともに抱きしめられた。
「……蓮?」
突然のことに驚きながらも、私を包み込むように抱く蓮に呼びかけると、
「…肌を見せすぎだ」
私の首に顔を埋めボソリと呟いた。