POISON DOROPS《TABOO~秘密の恋~短編集》
私たちは、時々開店前、
店のソファーの上で関係を持つ。
愛のないキスもしない、
セックスは
麻薬のように私を支配し、
欲望となって岳を求める。
「岳、一度聞きたいと思ってた。
どうして、私を抱くの?」
開店の準備をしながら、
振り向いて、
冷たい笑いをうかべながら。
「好きだからじゃねえの?」
「え?」
「そう言ったら
俺が惚れてるって言ったら
結婚やめてくれるの?」
「や、やめない。」
「なら野暮なこと聞くなよ。」
店のソファーの上で関係を持つ。
愛のないキスもしない、
セックスは
麻薬のように私を支配し、
欲望となって岳を求める。
「岳、一度聞きたいと思ってた。
どうして、私を抱くの?」
開店の準備をしながら、
振り向いて、
冷たい笑いをうかべながら。
「好きだからじゃねえの?」
「え?」
「そう言ったら
俺が惚れてるって言ったら
結婚やめてくれるの?」
「や、やめない。」
「なら野暮なこと聞くなよ。」