POISON DOROPS《TABOO~秘密の恋~短編集》
事務所の車で送ってもらい、
家に前で、降ろされた。
「マサさんあの…」
「ああ、ごめんサインだったね。」
手帳をビリっと破くサラっとペンで書いた。
「名前は?」
「みずきです。」
「みずきちゃんまたね!」
そう言って紙切れを渡していってしまった。
あ~何期待してんの相手はアイドルなのに。
メモを見てハッとした。
【みずきへ
お前気に入った、今度デートしようぜ】
そこには彼のメルアドと電話番号があった。
期待しちゃいそう。
偶然の甘い出会いに胸を焦がして、
ドタキャン彼に感謝した。
fin.
家に前で、降ろされた。
「マサさんあの…」
「ああ、ごめんサインだったね。」
手帳をビリっと破くサラっとペンで書いた。
「名前は?」
「みずきです。」
「みずきちゃんまたね!」
そう言って紙切れを渡していってしまった。
あ~何期待してんの相手はアイドルなのに。
メモを見てハッとした。
【みずきへ
お前気に入った、今度デートしようぜ】
そこには彼のメルアドと電話番号があった。
期待しちゃいそう。
偶然の甘い出会いに胸を焦がして、
ドタキャン彼に感謝した。
fin.