【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「だだ、大丈夫だから!」

「そう…。ならいいんだけど。」

千晃は不思議そうな顔をしてから金髪の男に視線を移した。

こいつは厄介そうだと俺の心が言っている。

「ねぇーそこの…金髪君席替わって
もらってもいい?」

「いいけど…条件付きな♪」

おい!予感的中じゃねぇーか!

「まぁー…条件によりますけど…。」

「俺の彼女になれよ!」

「は?」

俺の心の声が思わず漏れてしまった。

「ごめんね…金髪君、それは無理なんだ…。」

よし!よく言ってくれたぞ!千晃!!

「なんで無理なんだ?
俺の言うことは絶対なんだからな!」

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