【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「もう一度チャンスをくれ…
信頼を取り戻してみせるから…
今はもう抱いてないから…」

涙声で言う隆弘に負けてしまった自分

縦に首を一回だけ振った。

そして目の前の隆弘の目から一筋だけ
涙が零れた。

私はその涙を指で拭った。

「ごめんなさい…」

その言葉を最後に目を閉じた。

喧嘩をした後は眠くなる。

まぁー一方的に私が殴ってたから
喧嘩ではないけど…

私は夢の世界にいく前に
心に決めた。

起きたら私の過去を言おうと…



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