【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「た、隆弘様!?」

近くにいたメイドが反応する。

「どうした?」

「そ、それは…「言え」

「は、はい!
千晃様を危なそうな男と歩いてましたっ!
声をかけようと思ったんですが…
見失ってしまって…すみません!
今探してるところなんですが…」

頭を鈍器で殴られた気分だ。

多分喧嘩だろう。

「どこにいた?」

「よ、夜の町に…」

今は5時近く…

早く探さないとヤバイ…

「直ぐに車の用意をしろ。」

「はい!かしこまりました!」

メイドはそそくさと走っていった。

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