【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
俺の心臓はこれでもかってくらい
ドキドキしている。

でも目の前にいる千晃は裸にされたのに
いたって普通にしている。

それにもイライラした。

「じっとしてろよ。」

俺は風呂に入ると
千晃の頭を洗い出した。

「目瞑ってろよ。」

それだけ言って洗った。

千晃はそれに頷くだけだった。

それから千晃の体も隅々まで洗った。

千晃も体が少し固まっている。

だから少しは意識しているんだろうか。

顔についている血も綺麗に洗いとった。

千晃をバスタブに入れて

「俺が終るまでいろよ。」

それに千晃はまた首を縦に振るだけ。


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