【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「『俺は北山颯真!
俺お前に惚れたわ。
俺の女になれ。』だよ?
もう爆笑!今となってはだけど。」

あのときの私は笑うことを知らなかった。

笑うようになったのは
隆弘に会ってから。

だから感謝してる。

私にこんな気持ちをまた
感じさせてくれたことを…。

「それで千晃は何て言ったんだよ?」

何てって…
不機嫌過ぎるだろ!

北山颯真…お前死ぬかもだぞ?

隆弘はもう凶器だ。
アイツに睨まれただけで死んでしまう。

そんな目で見られている北山颯真は死ぬかも?

うん…五月蝿いから死んでくれてもいい。



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