【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「んー何て言ったっけ?」

私は北山颯真に聞いた。

「千晃ちゃん…それは酷いな。」

「なぬ?!お前は勝手に人のことを
酷い奴扱いするのか?!あ゛?」

弱々しく言う北山颯真に
怒鳴る私をおさめようと
無理矢理ソファに押し付けられている。

隆弘め…覚えてやがれ…

「だって千晃ちゃん俺が勇気を振り絞って
した告白を無視したんだからなっ!」

嘘泣きしながら言う北山颯真…ウザい

「あ、わりぃわりぃ…
生きてりゃそんなこともある。」

悪いことをしたとは思わないが…

「気持ちを込めて謝りやがれっ!」

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