【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
俺の初恋は何もせずとも儚く散ったのだった。

二人の世界に入っている二人には

あんなカップルになりたいという憧れの目差し

男からも女からも二人のどちらかを
好きな奴からの嫉妬の目差し

いろんな目差しの中でも何も
気にせず甘い雰囲気がある。

のにも関わらず…

神堂は千晃に向けられる下心丸出しの男の
視線が気に食わないようで男どもを睨んで
いる。

余裕の無さが溢れていると思いながらも
千晃が幸せならそれでいい…。

それから俺は屋上に向かった。

俺の恋はスタートラインにも
立てずに終わりを告げた。


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