【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「俺は諦めねぇ…
絶対に千晃の心を奪ってみせる。」

「無理…千晃は俺の。
てかお前誰?
顔は見たことあるんだけどなぁ~
名前知らねーや。」

内心焦っている。

千晃は俺のことが好きじゃないから。

「あ?俺は…北山颯真」

ふーん…知らね。

「あっ!北山颯真…お前…」

でも千晃は知ってるみたいだ。

それだけでも俺の中は嫉妬という言葉で
いっぱいになる。

「千晃ちゃん俺のこと覚えてるの?
嬉しいなぁ~♪」

「千晃…こいつと知り合いなのか?」

「あ、うん」


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