【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
だから隆弘の存在なんて忘れていた。

俺の両親と隆弘の両親が旅行で
俺は隆弘の家で世話になることになった。

なかなか帰ってこない隆弘を待っていると
玄関が開く音が聞こえて隆弘の名前を叫び
ながら走り玄関に向かって目の前にいたのは
あの美少女で…

幻だと思った俺は隆弘が女になってるとか
馬鹿げたことを言ってふざけたが…

目の前にいるのは相沢千晃で頭がイカれた
俺は意味の分からない告白を隆弘にも公開して
呆気なく千晃ちゃんは隆弘のだと知らされた。

でも心が通じあってる感じではなく
無意味だと思いながらも隆弘に勝負を
挑んだ。

このまま終わるのは嫌だ。

でも、千晃ちゃんと話す時なんて
隆弘が離れることがない限りあるわけも
なく二人は本物の恋人になってしまった。

強がって言った言葉もボロボロだった。

< 294 / 305 >

この作品をシェア

pagetop