【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「知らねぇーよ!!
いっそのこと割れてしまえ!!
てかなんでお前と一緒のクラスなんだよ!?」

千晃のムチの言葉は止まらない…。

俺はせめてもの反抗として言った。

「それは…千晃と俺が運命の赤い糸で
繋がっているからだよ♪」

どうだ!?

俺の勝ちだろ♪

「……………………………。」

無言ですか?

「おぇ!!吐き気に襲われた…
てかキモいんだよ!!
その運命の赤い糸とかいうやつ
この私が切ってやる!!」

うぅ…さっきよりムチが強くなった…。

「千晃は俺のこと嫌いか?」

なんか俺、永遠に片思いなような

気がしてきた…。
< 48 / 305 >

この作品をシェア

pagetop