【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
ってことで…

「てかそんなことはどーでもいいんだけど!!
あんたは何様なつもり!?
何がキッスよ!!!!
調子こいてんじゃねぇーよ!!!!
ボコボコにされてぇーのか!?あ゛?」

私は話を反らした。

「何様って…ん~、隆弘王子様?」

はぁぁぁぁぁぁあああ!?!?!?!?

「あんたに様なんてつけるなんて!
この世の人に死んで詫びろ!!!!
そしてその面を誰にも見せるな!!!!!!」

「…………目覚めて…
毒舌のトゲが鋭くなった………。」

「何をボソボソ言ってるのよ!
言いたいことがあるなら
はっきり言いなさいよ!!」

「別に…。」

「は?ふざけてるの?」
それとも喧嘩うってるの?
「ふざけてないです…。」

「じゃ、はっきり言いなさいよ!!!!」

「それは…だな…手を握られて…
たのが…気になって…千晃が…
その…握ったのかなって…って!
そんなことあるわけないよな!!ごめん!」
< 72 / 305 >

この作品をシェア

pagetop