【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
そんなことを思っていた私のことなんて

全く知らないであろう神堂隆弘は

どこかに行ってしまった。

私は辺りをキョロキョロして

探したら直ぐに見つかった。

そして私は思わず叫んだ。

「ちょっと!隆弘様何してるんですか!?」

だって!ベランダ側の一番後ろの

男の胸ぐら掴んでるんだよ!?

有り得ないしダメっしょ?

「そんなの決まってるだろ!
こいつと席替わるんだよ。」

はぁぁぁああ!?

なんちゅー勝手な奴なの!?

「別にどこでもいいじゃない!
早く離しなさい!」

なんでこんな面倒なことするのよ!

手間がかかるでしょ!
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