【完】一途彼氏が愛する毒舌彼女
「俺は中学の時からここだって
決まってるんだ!」

「そんなの知らないわよ!
自分勝手なのもいい加減にして!」

「千晃…そんなことを言ってるけど
お前はここだからな!」

そう言いながら神堂は横の席を指した。

「なんで?」

案外冷静だった私…自分を誉めようと思う。

「千晃の横は俺じゃないと許さねぇー…。」

そんなことを言いながら…

周りにいる男を睨んでいる…。

ほんとに手間かかる奴だわ…。

「分かったから…。
でも私がお願いするから。
あんた雑だし。」

これでやっと終わってくれる。

「おぉ!」
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