聞いてないですよ、先輩




 「先輩は…先輩さんは…」






 秋が何かを言おうとしたとき、







 先輩が秋の肩の上に手を置いた。













 なん、ですか。




 俺には言えないんですか。






 そう、ですか。









 「もう、いいやwwwかえりまーっすww」








 俺は泣いてるのがバレないように、お金を置いて、走って逃げた。


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