時空を越えて …


「江戸時代って、あんた…喋れるし、
なにアホなこといってんの?」

頭がいたい、

私は、なにを今、

見てるんだ…

「アホとは、なんだ、アホとは。
俺は、江戸時代から来たんだ、
行けるに決まってるだろ?」


「へー江戸から来たんだ…ってえぇぇぇぇぇぇぇ!?は!?今、なんて!?」

ちょっ…え!?なんで!?

「だーかーらー!江戸時代からやってきた、
真田竜馬だ。なぜか、ここだと猫になってしまった。なにとぞよろしく。」


「いやいやいやいや、信じないよ?
私は、ぜーったい信じないよ?
じゃ、なんで昔の言葉しゃべらないの?
フツーなんかもっと…
昔の言葉とか、しゃべるはずじゃん!
仮に、仮にもーしも、
江戸から来たとしてだよ?」


焦る、焦る、焦る!


なんで!?なんで、ここにいんだよ!

仮に来たとしてだよ!?

しかも、

真田ってもしかしなくてもご先祖様!?

「んーそれは、あれだな、ここに長いこといるからじゃないか?仮にっていうか、ほんとに来たんだよ、江戸から!」


ま…ま…ま…
「マジかよぉぉぉぉぉぉーーーー!」

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