+°。* あんな、好きやねん * 。°+ (短編)
気付いた想い
「 おい、帰るで。 」
教室のドアからひょっこり顔を出しながら言う、和貴。
「 はーい 」
明るく応えて小走りで教室を出た。
うちらは
付き合ってるとか
幼なじみとか
そんなんちゃう。
ただ家が隣でちょっと仲いいだけ。
いつもみたいにたわいない話で
バカみたいに笑いあって
家の前でばいばい。
そう思ってたのに、
思いがけへんかった所にハプニング発生。
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