俺の彼女


「うん。麻美ちゃんは、どうしたい?」


「えっ、私……?」


と言ったまま、押し黙った麻美ちゃんは、俯いて顔を赤らめた。 


そんな麻美ちゃんが可愛くて、いじらしくて……。 

さっきまでのモヤモヤは、どこかに消え失せた。


すぐさま、俺は“お持ち帰り”モードに突入した。


「よし、決まった!麻美ちゃん、今夜、俺に時間頂戴!」


「時間?」


「そ!二人のジ・カ・ン♪」



< 37 / 100 >

この作品をシェア

pagetop