俺の彼女
5th
「そろそろ、帰ろっか〜!」
「あぁ。あのさぁ、俺、やっぱ、アパートまで送らせてもらうわ!」
「えっ?でも、ここからなら一人で帰れるけど」
「うん。やっぱ、心配だから」
少し考えるような仕草をした麻美ちゃんだったけれど
「なら、甘えちゃってもいいかな?よろしくお願いします!」
って、手を差し出すんだ!
もう、めちゃくちゃ可愛くて!
またまた、俺のボルテージ上昇!
「さっ、行こう!案内してね」
足取り軽く、指を絡ませながら目的地を目指した。