俺の彼女
「恥ずかしがることなんてないよ!」
瞳を近付け、お姫様抱っこをしてゆっくりとベッドに座らせた。
「俊ちゃん…恥ずかしい……」
「大丈夫だよ。俺がいるから」
言い終わらないうちに、そのまま麻美ちゃんを押し倒した。
「……キャッ!お願いだから部屋を暗くして…」
「ん?分かった」
俺は、この目で、麻美ちゃんの全てを見届けたかったけれど、明かりを気にする彼女の気持ちを汲んだ。
ぱちんと、ライトが消された部屋。
俺たちは、生まれたままの姿になった。