そんなあなたは先生でした…(番外編)

部屋に戻ると、
チョコの甘い匂いに包まれていた。



「チョコの前に……」


陽はあたしの後ろに立ち、
ギュッと抱き締めた。


「礼、大好き…」


甘えたな陽も可愛い。


「あたしも…」


見つめ合って唇を重ねる。


あたしはまだドキドキして
慣れないんだよ?


「陽、これ…」


ハート型の箱に入れたチョコを
陽に渡した。





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