そんなあなたは先生でした…(番外編)
「礼、もっと感じて……」
はぃっ!?
そんなこと言うキャラでしたっけ?
どうしたのっ?
本当に大丈夫!?
陽からの甘い囁きで力をなくしたあたしを、ひょいっとテーブルに持ち上げる。
「好き、大好き、
礼は?」
「えっ?」
「言わないなら……」
服の中に手を忍ばせる。
いつからこんなことにっ!?
そ、それよりも……やばいっ…
「好き?」
「………う、んっっ」
陽は満足げに笑った。
キラキラしてる笑顔。
その時ちょうど、部屋のドアが開いた。
「礼ちゃんっ、助け……」
あたしと奏さんは目ががっちり合う。
陽はそのまま手を動かしていた。