ありがとう。






俺がギュッとさらに強く秋塚の体を抱きしめると、


秋塚が顔を真っ赤にしたまま笑った。




「奏君、大好きっ!」






……反則だって。




ごめん。俺、もう無理。




俺は秋塚の顎を手で上に向かせて、秋塚の唇を自分の唇でふさいだ。






・・・優しく、触れるだけのキス。






< 120 / 288 >

この作品をシェア

pagetop