ありがとう。







「大好きだよ。」


私が呟くと、ギュッと今度は優しく抱きしめて



「俺も、美喜のことが大好き。」



って笑ったんだ。







キーンコーンカーンコーン



「あっ、予鈴だよ。急いで行こう?」



横でちょうどお弁当を食べ終わった奏君に言う。




私たちの学校は、食堂もあるけどいつもみんなでお弁当か購買のパンを持って来て中庭で食べてるんだ。




最近は、私は食欲無いから今日から昼休みは迷惑かけないように1人でいようって思っていたんだけど・・・・。





「もう、昼休み終わりか〜。以外に昼休みに屋上誰もいないし、これからは昼休み一緒に2人でここにこよう?」



「うん!」







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