ありがとう。





その笑顔を見て美喜を抱きしめる。



「本当は、勝利たちも来たかったんだ。けど、俺が頼んで2人にしてもらった。だから、明日会ってあげてな?」




そう言いながらも、明日も2人で会いたいな、なんて思う俺は相当美喜に惚れてんだな。




放したくないな、なんて言ったら美喜は顔を真っ赤にした。




今日はその表情に免じて放した。




「バイバイ。」



と言うと、



「バイバイ。」




って返ってきて、そんなことで嬉しくなりながら、病院の門へ歩く。







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