ありがとう。




“友達”



私にとっては初めての存在。

こんなにも嬉しいものなんだ。




「秋塚の家ってどこ?」


「そこを右に曲がって、まっすぐだよ。」



しばらくまっすぐはしったら私は奏君に声をかける。





「ここだよ。」


そうすると、不思議なことに奏君が私の家をみつめる。



「・・・・・。」




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