ありがとう。





「あの、奏君?」



「あのさ、」



「どうかした?」



「これから毎日、一緒に登下校しない?」




突然のお誘いに、私はびっくりしながらも、首を横にふる。





「大丈夫だよ。奏君も私と行くより一人で行った方が大変じゃないでしょ?」



「いや、俺の家隣何だけど。」



「えっ?」




私は奏君の言葉にびっくりした。




< 20 / 288 >

この作品をシェア

pagetop