ありがとう。







奏がくれた初めてのキスは優しくて、泣きそうだった。




その後にすぐに私が自殺しそうになったね。




あの時は余命半年って言われて大好きなみんなと会えなくなるんだって思ったら、すっごく苦しくて辛かった。




でも、奏が助けてくれた。







あの時奏が言ってくれた「彼女になって。」って言葉ね、夢だと思ってうなづいたの。




死ぬんだから奏とは付き合わないって決めていたのに、夢ならいいよねって思ったんだ。





でも現実だったんだよね。




今でも夢じゃないかなってたまに思うんだ。




奏の彼女になったのが幸せすぎて、夢だって思っちゃう。




みんなと出会えた奇跡、永遠に忘れない。





奏の彼女になれて凄く幸せだよ。








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