ありがとう。
その言葉に理香子が反応する。
「南海ったら。また余計なことを・・・。奏君のトップシークレットでしょうが。」
「あははは〜。勝利もだし。」
「南海、お前裏切りやがって!」
「勝利君も南海もあとでお仕置きね。みきちゃん。じゃあ今から行こうか。奏の彼女の所に。」
詩歌様降臨……。
---------
「ここよ。」
詩歌の視線の先には、美喜が眠る墓地がある。
あの向日葵畑の近くに美喜のお墓はたっている。
美喜が探し求めた場所。
でも、向日葵畑は伝説の2人のものだからって奏が向日葵畑が見える場所にたてた。
昔、何も無かったただの野に私たちが向日葵を植えた。
残念ながら、レモン色ではないけれど。
「ここって・・・。奏さんの彼女さんは・・・。」