ありがとう。
《理香子side》




キーンコーンカーンコーン




「秋塚〜、帰るぞ。」



いつものように奏君が美喜の机に来る。




「2人ともまた明日ね。」



「「バイバイ〜。」」



美喜に手を振って美喜が教室を出て行くのを南海と一緒に見つめる。






美喜が教室を出て数分すると、南海が話しかけてきた。



「本当に“その気持ちは恋”って美喜に教えて良かったかな?」






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