ありがとう。
《詩歌side》



冬休みが始まって、もう1週間が経とうとしていた。





私、何で美喜ちゃんにあんなこと言っちゃたんだろう?




私はそんなキャラじゃないのに。





優がいなくなって、もう一年以上。




あなたに会う勇気が無くて、東京に行けない私が、誰かにあなたのことで責める資格は・・・・無い。





それでも、このままじゃ美喜ちゃんが可哀想だって思った。





そして、優が救われないって思った。







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